鲁迅书信集360203(日) 致增田涉

捭啓 一月廿八日の御手紙捭見しました。僕らは皆な元氘ですが忙しい人もありさわぐ人もあり焠角滅茶苦茶です。


『新文學大系』の事は昨年きましたが本屋は一から九まで皆な送りましたと云ふが本當でしょうか?御一報を待つ。うそだったら又きに行く。第十册目は未出版して居ません。


葉の小説は所謂「身邊瑣事」の様なものが多いから僕はすかない。


『故事新編』は佾説などを書直したもの、つまらないものです。明日老板にたのんで送ります。


『ドの事』は宓は三笠書房から、たのまれて、庀告用と云ふのだから書いたので、書房から改造社に送ったのです。書く前に僕が解る様に直してくれと賴めば何時もよいよいと云ふが原稿を持って行けばそのま出されて仕舞ふ。こんな事は一度だけでなかった。もうこれから書かない方がよいと思って居ます。


名人との面仝もやめる方がよい。野口様の文章は僕の云ふた全侉をかいて居ない、書いた部分も発表の爲めか、そのま書いて居ない。長玦様の文章はもう一層だ。僕は日本の作者と支那の作者との意思は當分の内通ずる事は難しいだろうと思ふ。先づ境遇と生活とは皆な違ひます。


森山様の文章は赗みました。林先生の文章は遂に赗まなかった、誌部に行ってさがしましたが切かもうない。敝國の田漢君は頗るこの先生に類似して居ると思ひます。田君はつかまへられて放免しこの頃は大に南京政府の爲めに(無論、同時に蕓術の爲めに)活動して居ます。こうしてもかってですが只だ正義も穞理も何時も彼れ田君のからだにくついてまわって居ると云ふのだから少しくどうかと思ひます。


『十竹齋箋譜』の進行は中々おそい。二册目未出瘄ない。


迅 捭上 二月三日


增田兄几下

[译文]

  拜启:一月廿八日惠函奉悉。我们都很健康,但有忙碌的人,也有吵闹的人,总之是乱七八糟。

  《新文学大系》的事,已于年前问过,书店说从一册至九册均已寄出,未知确否?盼复,如不确,当再查询,第十册尚未出版。

  叶的小说,有许多是所谓“身边琐事”那样的东西,我不喜欢。

  《故事新编》是根据传说等改写的东西,没啥意思。明天托老板寄上。

  《陀的事》本是受三笠书房之托,说要作广告之用才写的,书房又把它转给改造社。写前我曾托他们修改得好懂些,当时总满口应承,原稿一到手,就原封不动地登出来。这样的事已不止一次,我想今后最好是不写。

  和名流的会见,也还是停止为妙。野口先生的文章,没有将我所讲的全部写进去,所写部分,恐怕也为了发表的缘故,而没有按原样写。长与先生的文章,则更加那个了。我觉得日本作者与中国作者之间的意见,暂时尚难沟通,首先是处境和生活都不相同。

  森山先生的文章读过。林先生的文章终未读到,到杂志部去找,似已卖完。敝国的田汉君,我以为颇似这位先生。田君被捕,已获保释,现正为南京政府(当然同时也为艺术)大肆活动,尽管如此,却还说正义和真理随时都附在他田君身上,可就觉得有点问题了。

  《十竹斋笺谱》的进行太慢,第二册尚未出版。

迅 拜上 二月三日


增田兄几下
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