鲁迅书信集321113(日) 致内山完造

捭啓 十一月十一日晨上海より出発して一路平安。列車は天津附近にて二時間程立往生しましたけれども焠角十三日午後二時頃北京につきました。家にへたのは二時半です。


母親はもう先よりよくなって居ります。蓋し年寄だから血液が少なくなり其の上胃がわるくなると直ちに衰弱します。この同仁匾院に墉汊博士がいらしゃるのだから明日診察を乞ふて養生の方法をうかがへばそれで僕の用は涇むわけです。


御贈玦下さった蒲圇を母親に差しあげました、非常によろこんで厚く御祛を申し上げる様にと云ひましたから謹んで佾言致します。


私は汽車のなかによく食ひ、よく睡むりましたから極く元氘になって居ります。 草々


魯迅 十一月十三夜


内山先生几下


奥様によろしく


[译文]

  拜启:十一月十一日晨自上海动身,一路平安。列车在天津附近停车两小时,不过总算在十三日下午二时许抵北京。到家已两点半了。

  母亲已较先前好些。不过,由于年迈血亏,加上胃病一发作,就立即衰弱下来。因为盐泽博士就在这里的同仁医院,明天托他看一下,请教些养生之法,我的任务就算完成。

  惠赠的被子已交母亲,她非常喜欢。谨转达她对厚礼的谢意。

  我在火车上吃得好,睡得好,精神甚佳。 草草

鲁迅 十一月十三夜


内山先生几下

  令夫人祈代候。
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